スキルアップしたいけど何をしたらしいか分からない
独学でスキルアップをする方法を紹介していきます
はじめに
機械設計者として仕事をしていてスキルアップに悩んだときにはここを参考に勉強していただけたらと思います。 機械設計者の基本については各会社で違いが大きいので、ここではサイドスキルを向上することで相乗効果により成果が効果的アップさせることを目指します。 機械設計者の多くが専門知識の習得ばかりで周辺スキルに目が行っていない人が多いように思っています。
そんな中で【エクセル】【電子工作】【プログラミング】などの周辺スキルを身に着けると大きく差をつけることができます。 さらに、これらの知識の習得過程で身につくスキルは機械設計のレベルアップに寄与します。 いわゆるシナジー(相乗効果)といったものです。
目次
1. エクセル
表計算としての基本の使い方の他にも,設計検討やアイデア検討にも使えます 図や写真も使えるので積極的に活用しましょう。
最近ではスクリーンショットが簡単になったので,履歴や比較に活用してください。 ほとんどの作業はエクセルで行うことを推奨しています。
業務上必要に応じて,パワポやワードを使う必要が出てきてしまいますが,それ以外はエクセルに集約した方が分かりやすいし管理がし易いです。 今後VBAも使える様になれば,使えば使うほど便利になっていきます。
2. 電子工作
ちょっとLEDを光らせてみたいとか,お試しでモータを動かしたいといった要求が出てくることがあるでしょう。 そんな時は回路設計者の方に頼むことになると思いますが,状況によっては待たされたり,思った通りにならないことも多いでしょう。簡単なことは自分で出来ると良いことが多いです。 また,ギリギリの設計が必要なときには回路の知識がないと交渉が進みません。 分かってるな!と思われると思った設計が出来たりします。
3. プログラミング
VBAやC言語などの習得をお薦めしています。業務の環境に応じて変わると思いますが・・・。 将来的にはPythonがお薦めですが,もう少し先になりそうです。 メカトロをやる場合にはモータやセンサをコントロール出来る必要があるので,電子工作の次に覚えることが推奨できます。
また,プログラミングの体系立てたまとめ方,考え方は通常業務に大きく役立つことを付け加えておきます。 プログラミングを覚えた人は話しが分かりやすくなる傾向にあります。当然資料にも反映されます。内容が順序立てて構築できるためでしょう。
自分には関係ないからといって避けるのはもったいないです。 この機会に是非プログラミングを覚えてください。
まとめ
スキルアップには再度スキルの向上が重要だと話しました。シナジー(相乗効果)が期待できるからです。さらに,幅広い知識を持った人材は貴重です。やはり機構設計者は,回路設計やプログラミングを苦手とする人が多いからです。是非とも会社に必要とされる人間になってください。